11月7日(火)に宮城県利府町にある「森から考えるESD学びの森」にて『ふれあい森林教室』を開催しました。
参加者は仙台市立南材木町小学校4学年児童と先生方63名です。
宮城県森林インストラクター協会の方々の指導のもと、午前中は自然観察や森づくり体験活動を行いました。
森づくり体験では、鋸や鍬等様々な道具を使い、竹や木の枝打ち除伐や遊歩道の拡幅等の森林整備作業を体験しました。
その他にも自然観察をしつつ、葉っぱ遊びやロープワーク練習等の活動を通して様々な道具の使い方や技術を学びました。
また、自然観察をしながらドングリ拾いもしました。拾ったドングリは水に沈めて、発芽しそうな物を見分け回収しました。
拾ったドングリは同校の3学年が後日、学校で植え付けを行い、来年の5年生が海岸防災林での植樹活動に役立てる予定です。
午後からは青少年の森(宮城県県民の森内)に場所を移し、活動を行いました。午後からはネイチャークラフトと様々な技術習得プログラムを実施しました。
ネイチャークラフトでは小さな木の輪切りを紙やすりで磨いてつくる「すべすべストラップ」が人気で、磨く前と後の手触りの違いに児童は感動していました。
技術習得プログラムでは、芝生広場に準備されたスラッグラインやジャグリング体験といった活動を通して、体を使って様々な技を身につけていきました。
閉会式での感想発表では児童から「普段使わないような道具を使って、森を整備したり、クラフトをつくれて楽しかった」という感想をもらいました。
今年度もまだまだ継続して多くの方々に自然体験をしてもらえる機会をつくるべく、「ふれあい森林教室」を開催していきます。
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