9月14日(土)・11月9日(土)の2日間、横須賀市にある芦名堰にて、在来植物に悪影響を及ぼす外来植物の除去活動に参加してきました。
芦名堰は、数十年前までは近隣の田畑の農業用水として活用されてきたため池で、
関東100名山の100番目である大楠山の麓にあります。
当地では、地元住民の有志で結成された「おおくすエコミュージアム」の方々が、従来より除去活動に取り組んでおられます。
2回にわたり、重点対策外来種に指定されているセイタカアワダチソウ・ツルニチニチソウやトキワツユクサといった繁殖力の高い外来種除去のお手伝いをしました。
大きな家庭用ごみ袋が7~10個くらいになるほどの量を除去しましたが、地下茎や根を含めた撤去はかなり困難で、地道な活動を継続する必要があります。
芦名堰にはミズキンバイやタコノアシといった希少な在来植物、ニリンソウなどの植生があり、こうした植生を守るとともに、ため池の水質も改善することで、生物多様性の保全に
つながるよう取り組んでまいります。