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《学びの森の生態図鑑No..9》 紅葉の楽しみ方

一足飛びに秋めいて参りました。里山や公園、街路樹など、身近なところでも紅葉が楽しめます。さあ!今年の紅葉の仕上がりはどうでしょうか?

今回は身近な紅葉の簡単な楽しみ方をご紹介いたします。





紅葉の楽しみ方その1:雨の日に出かける紅葉といえばモミジ。イロハモミジ、オオモミジ、それぞれに美しい・・・

紅葉の楽しみ方その1:雨の日に出かける!


もちろん、土砂降りの日は避けましょう。小雨の日、そんなに奥深い山でなければ、傘やカッパを着て少し歩くだけで、紅葉スポットに到着できるはず・・・近くの公園でも大丈夫!

雨にぬれたモミジのバージンロードはとっておきの美しさ!もう一度、花嫁・花婿の気分でたたずんでみてください。



雨にぬれた葉を木にアレンジして写真を撮ったら傑作が出来上がります!



紅葉の楽しみ方その2:寝っ転がる!

あまり人通りの多くないところがおすすめです(笑)みんなで寝れば怖くない!ぜひ、お友達を誘って!



宮城県県民の森の秋の自然観察会ではビニールシートを持参で寝転び、紅葉を堪能するのが恒例になっています。

青空をバックにいつもと違った視点から、不思議な景色が広がります。



写真のように、黒い色画用紙に窓を開けて葉を挟み込むようなグッズを作ってみても、また、一味違います。お日様に透けるきれいな錦模様も不思議な色です。



紅葉の楽しみ方その3:ブーケをつくる

いろとりどりの落ち葉で、童心に帰ってブーケを作ってみてください。紅葉するのはモミジだけではありません。カラフルな紅葉カラーでオリジナルブーケを!



紅葉の楽しみ方その4:ブーケを作ったら飾ってみよう!

紅葉した葉はコップに生けてもちりちりになってすぐに枯れてしまいます。ガラスの器や白い陶器など、普通の食器でかまいません。浅いお皿に水を張って1枚1枚、沈めてみてください。錦の絨毯をしばらく堪能できます。

モミジに浮かんでいるのはイチョウの葉で作ったチョウです。こんな遊びもできますよ。

シラキの葉には木の実をあしらってみました。



『紅葉とは?』植物が休眠するときに起こる化学反応です。陽射しが少なくなる冬に向けて、落葉する植物は眠りにつきます。少ない陽射しで光合成をするよりも、光合成をお休みしてじっと耐え忍ぶ事を選んだのです。秋の気配を感じると、落葉する植物たちは休眠の準備として、枝や茎から葉につながるところにバリアを作ります。バリアが作られた葉は、光合成をする色素がだんだん少なくなります。そして、別の色素が増えるために、黄色、オレンジ、赤へ、そして茶色くなって、最終的には葉が落ちていきます。



(写真・解説の提供:宮城県森林インストラクター協会)


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