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《学びの森の生態図鑑 No.1》
「ニッセイの森」の1つである宮城県利府町にある「森から考えるESD学びの森」を日常的に管理している「宮城県森林インストラクター協会」が「森から考えるESD学びの森」の他に、同協会が指定管理を行っている施設周辺で見られる動植物等の様子や、身近な植物で子どもから大人まで楽しめる葉っぱ遊びを「学びの森の生態図鑑」として紹介させていただきます。
記念すべき1回目は沢山の葉が出てきている今こそ楽しめる葉っぱ遊びネタ「葉っぱばくだん」を紹介します。
ハギやタンポポ、クズ等、柔らかい葉を使います。同じ植物の葉でも生えてから時間が経った物よりも、生えたての物を選んでください。またできるだけ穴が空いていない状態の葉を使ってください。
片方の手を筒状に丸くします。穴の大きさは使う葉に応じて多少変わりますが、慣れない内は大きな穴で練習しましょう。
筒状にした手の穴に葉で蓋をします。少し押し込んであげると風等で飛んでいかなくなります。また押し込む際に葉に穴が開かないように注意してください。
葉を持っている側の反対側の手で叩くのですが、その際は手の青い印がついている辺りが葉の上に来るように叩いてください。
この写真のように叩きます。ちょっと痛いかもしれませんが、強めに叩いてください。叩く側の手だけ動かした方がやりやすいと思います。
成功すると爆竹が爆発したような大きな音とともに葉に穴が開きます。
タンポポのように大きな葉を使う場合には、手の穴よりも少し大きめに切って使ってください。太い葉脈がある葉の根元よりも先端の方を使うのがオススメです。
慣れてきたら色々な葉っぱで鳴らしてみて、音が鳴りやすい葉っぱを探してみるのも楽しいです。ぜひ、皆さんも身の回りの葉っぱ挑戦してみてください!
今後も県内の自然の様子や身近な植物で遊べる葉っぱ遊びを投稿していきます。散策される際の参考にしたり、お住まいの地域との違いを比較したりしてお楽しみいただければと思います。