前日実施したシンポジウムの発表校のうち、大阪府・兵庫県・岡山県・熊本県から参加した4校の児童と先生方、熊本県教育委員会他東京から参加の来賓の皆様42名が、岩沼市を訪問しました。岩沼市役所、玉浦西まちづくり住民協議会の幹部と石川先生(当財団理事)に、津波で流されたかつての住まいの跡地、その跡地に建てられた千年希望の丘、そして被災地で最も早く決まった集団移転地である玉浦西地区を案内頂きました。



各学校は石川研究室の園田さんが作成された事前学習資料を勉強して参加しました。当日案内頂いた方々から、現場で貴重なお話を伺い、昼食後の質疑の時間では、案内頂いた方の貴重な体験を引き出す元気な質問で、実り多い、参加者の心に残るプログラムとなりました。お世話になった皆様に感謝を申し上げます。

被災した長谷釜の神明神社。奇跡的に生き残った大イチョウの前で、記念撮影をしました。

「千年希望の丘」の慰霊碑では献花と黙とうを行いました。

豚汁等寒い体を温める美味しい昼食を頂いた後、案内頂いた方々に質問する時間では、元気よく皆さんが手を挙げ、玉浦西まちづくり住民協議会の皆様、岩沼市役所の菅井課長から貴重な体験談を伺いました。壮絶な体験を淡々とお話しされる皆さんに、一同真剣に聞き入っていました。