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【学びの森の自然図鑑⑧】ヤマブキ


全国に204か所ある“ニッセイの森”の1つである宮城県利府町にある「森から考えるESD学びの森」は、宮城県森林インストラクター協会が日常的に管理しており、森およびその周辺で見られる樹木・植物等の様子を「学びの森の自然図鑑」として紹介させていただきます。

 第8回目は「ヤマブキ」です。

 前回紹介した「ヤマブキソウ」の和名の由来となった明るい黄色いの花を咲かせます。絵の具等に入っている「山吹色」の名前の由来もこの花の色からきています。

 花は明るく春の森の中でも一際目立つので親しまれますが、我々森林インストラクターの中では、葉っぱ遊びネタの宝庫として重宝されています。

 2枚目の写真のように幹の中の大部分は髄が通っており、この髄はスポンジ状で3枚目の写真のように枝等が簡単に入ります。中に空洞をつくって即席の笛にしたり、4枚目の写真のように枝で押し出して髄が勢いよく出てくる様子は子ども達も興味津々となります。

 また葉の維管束が比較的強いため、5枚目の写真のように葉をちぎっても空中に浮遊する「葉っぱ浮遊マジック」は大人から子どもまで簡単に挑戦できる葉っぱ遊びです。

 今後も「学びの森の自然図鑑」では、身近な樹木や植物を分かりやすく紹介していきます。次回もお楽しみに!

(写真・解説の提供:宮城県森林インストラクター協会)





















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