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《森の植物の歳時記》⑱ 【アオツヅラフジ(青葛藤)】
【アオツヅラフジ(青葛藤)】
ツヅラ(葛籠)の名の通り、細い蔓は葛籠(収納する箱)を作るのに使われていました。葛籠の需要が無くなった昨今は、花入れや篭などの工芸品にされたりしています。
青紫色に熟す果実は苦みがあって有毒ですが、虫は好んで集まる様がみられます。中に1個の種子があります。渦を巻いたような種子の形が、アンモナイトに喩えられて人気です。
何故こんな形に?と思いますが、謎ですね。
千葉県森林インスタラクター会 広畠真知子氏(元千葉都市緑化植物園 緑の相談員)