サイトマップ
文字サイズ
  • 標準
  • 拡大

ニュース

《森の植物の歳時記》㉞ 【ロウバイ(蠟梅)】


【ロウバイ(蠟梅)】

近年、春を彩る花として人気を集めているのがロウバイの仲間です。都市近郊の里山などに観光用に植えられたりして話題になります。他の花に先がけて咲くことや、香しい香りが春を待つ気持ちを捉えるのでしょう。花の内側に暗褐色の内花被を持つロウバイは中国原産の植物で、江戸時代初期に渡来したとされています。花の姿が蜜蝋を思わせるとか、蝋細工を連想させるとか言われます。同じ仲間ですが、花全体が黄色のソシンロウバイ(素心蠟梅)を多く見かけるようになっています。中国から渡来したものですが、渡来時期も経過もはっきりしていないようです。花が大きく、香りも強いことから、こちらをロウバイと思い込んでおられる方が多いようです。素心(そしん)とは、本来複数色になる花色が単色になった品種に付けられる名前です。

廣畠眞知子氏(千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)




























《森の植物の歳時記》は弊財団のFacebook、Instagramで連載しています。ぜひご覧ください。https://www.facebook.com/nissaymidori

https://www.instagram.com/nissay_midori/

※公益財団法人ニッセイ緑の財団は、全国の203か所の“ニッセイの森”で森林づくりを行っています。https://www.nissay-midori.jp/map/index.html

※また、身近な自然に目を向ける活動の一環として、各学校オリジナルの「木のしおり」と“ニッセイの森”の間伐材を活用した「樹木名プレート」の寄贈活動を行っています。これまでに1020の学校・団体からのお申込みをいただいております。現在、4月以降の取組の予約申込を行っています。ご興味のある方はこちらをご覧ください。


(HP)

https://www.nissay-midori.jp/news/details/1072


個人情報保護方針サイトのご利用にあたってサイトマップ
公益財団法人 ニッセイ緑の財団
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-21-17
Tel 03-3501-9203 Fax 03-3501-5713