9月13日(水)に宮城県利府町にある「森から考えるESD学びの森」にて『ふれあい森林教室』を開催しました。
参加者は福島県新地町立尚英中学校1学年生徒と先生方79名です。
宮城県森林インストラクター協会の方々の指導のもと、午前中は自然観察や森づくり体験活動を行いました。
森づくり活動では、鋸や鍬等様々な道具を使い、遊歩道整備や植樹、木の枝打ち除伐等の森林整備作業を体験しました。
自然観察では身近な植物の名前を覚えつつ、葉っぱ遊びにも挑戦し、生徒同士で競い合いながら葉っぱ遊びの習得のために試行錯誤する姿が印象的でした。
午後からは青少年の森(宮城県県民の森内)に場所を移し、活動を行いました。午後からはネイチャークラフトと様々な技術習得プログラムを実施しました。
ネイチャークラフトではゴム紐をつけたY字の枝で回転する羽を飛ばして遊ぶ「Y字クルクルロケット」が大人気でした。つくってから早速生徒は飛ばして遊んでいました。
より高く、よりキレイに回るようにインストラクターにアドバイスをもらいながら、微調整を繰り返していました。
技術習得プログラムでは、枝を削りながらナイフの使い方を習ったり、刃を外した状態の刈払い機のエンジンかけに挑戦したり、ジャグリングやリール釣りの投げ方を練習する等、体を使って様々な技を身につけていきました。
活動の最後に生徒の代表からは「今日学んだことを活かして、自分たちの身の回りの環境を守っていけるように頑張ります」という心強い感想をもらいました。
今年度もまだまだ継続して多くの方々に自然体験をしてもらえる機会をつくるべく、「ふれあい森林教室」を開催していきます。