☆ 3月13日H28年度学校の森研究推進校報告書アップされました。
1、学校紹介
本校は、児童数400名12学級、開校43年目の中規模校です。近隣の都立桜ケ丘公園や都立森林研究所で行う森林学習を柱とした、総合的な学習の時間や地域学習が特徴です。学校教育目標は、◎考えてやりぬく子 ○明るく思いやりのある子 ○たくましくじょうぶな子です。特徴ある活動は、1,2年生は桜ケ丘公園での自然体験を行います。この度ドングリ学校に参加させていただくこととなりました。3年生は地域探検や地域調べを行います。地域の商店で職場体験も行い、工夫を重ね協力する経験をします。4年生は、森林の湧水があつまって、多摩川まで流れることを調べて川の学習を行います。グループ研究を深めます。5年生は、森林調べや谷戸田での稲作体験、炭焼き体験を行います。グループの研究テーマは、樹木、キノコ、昆虫などの生物、イモリ、野鳥と多彩です。6年生はエネルギーについて調べて発信します。このように、学年ごとに異なったテーマで、主体的・協働的な学習を進めています。
2、5年生 総合的な学習の時間の概要
1)単元名 連光寺SATOYAMAプロジェクト 70時間
「連光寺SATOYAMA調査隊」「SATOYAMA博士になろう!」
「未来に残そう私たちのSATOYAMA」
2) 単元目標
里山での体験や観察、地域の人々や専門家の方との交流を通して、学び方を身に付け、身近な地域の環境に気付き、これからの自分と自然との関わりを考える。
3)育てる児童像
(1)地域の里山について興味をもって自分の課題を設定し、意欲的に体験活動を行い、課題追究をすることができる。
(2)仲間と協力したり、専門家と関わったりしながら、地域の里山について調査活動を行うことができる。
(3)情報収集したことを活かして、地域の里山の生態系や生物の多様性に気付くことができる。
(4)自分たちと自然の「共生」について自分なりの考えをまとめ、相手に分かりやすく伝えることができる。
(3) 私たちのSATOYAMA未来に残そう私たちのSATOYAMA
調べてきた里山の良いところを未来に残すために、どの様のことができるか話し合って、校内で発表した。
5) 成果 児童の変容
・里山に対する見方や考え方が深まった。
・体験を通して、課題を追究しようとする意欲が高まった。
・地域にある自然に対して愛着をもち、守ろうとする意識が出てきた。