1、学校紹介
倉吉市立北谷小学校は、鳥取県の中部、倉吉市の山間地にある児童数55名の小さな学校です。
学校は山の斜面にあるため、緑に囲まれた美しい環境にある学校です。
本校の「みどりの少年団」の活動は、昭和50年9月に始まりました。
鳥取県や森林組合、地域の方々などの協力を得ながら、「北谷の森」でシイタケ栽培を行っています。
収穫したシイタケは、乾燥させてから、地域の文化祭の食材として提供をしています。
その他、近隣の森林を使って、下草刈り体験や枝打ち体験なども行っています。
また、「緑の募金」では、市街地のスーパーなどで募金活動を行っています。
その他にも、「一人一鉢運動」や「菜の花プロジェクト」、「学校の花(ヒマワリ)栽培」、地域美化作業、水質検査などの取組もしてきました。
過去には、鳥取大学と協力して、中国での砂漠緑化作業にも取り組んでいました。
しかし、最近は、中国との関係も途絶えてしまっています。そこで、新しい交流活動などを探しているところです。
2、活動の様子
【椎茸の植菌】
本校は、学校林「北谷の森」で椎茸栽培をしています。そのための植菌作業です。
地域コーディネーター、鳥取県の農林振興課の方に指導をしていただきます。
収穫した椎茸は、地域の「ぬのこ谷文化祭」の食材として、提供します。
【椎茸園整備】
椎茸栽培のための椎茸園「北谷の森」の管理です。古くなったホダ木を廃棄し、新しいホダ木を備え付けます。
草取りなどの掃除とともに、収穫も行います。主に、5年生が中心になって行います。
【枝打ち体験】
学校の近くにある個人所有の山林に入って、枝打ちの体験をします。
指導者は、森林組合の方、県の農林振興課、地域のボランティアなどです。
また、別の日には、「下草刈り」の体験も行います。活動は、5・6年生が行います。
【緑の羽根募金】
3月に、市街地のスーパーマーケットなどで緑の羽根募金の活動を行います。
これは、緑の少年団の活動として行います。6年生が卒業した後なので、4・5年生が行います。