「春の森の日」
林業技士会と森林官のご協力をいただき、春の野幌原始林を散策します。植物の様子や鳥の鳴き声など、五感を働かせて活動します。
1、学校紹介
原始林を背景とする校下一帯は、明治23年北越植民社を母体とする新潟県民によって開拓された地であり、畑作、水稲、酪農を中心とした純農村です。野幌小学校は野幌駅より6㎞、道道江別・恵庭線の北広島市との中間点に位置し、東に千歳川、西に原始林(野幌自然休養林)を配しています。
本校は明治29年に野幌尋常小学校として開校し、100年以上の歴史を持ち、大都市札幌市のベッドタウンとして発展している江別市内にありながら緑豊かな自然に恵まれた学校です。その環境を生かし、「愛林の学校」として特色ある教育活動を展開しています。特に、平成15年9月より野幌森林公園内の一部を林野庁より委託され、「元気の森」と名付けて授業に活用しています。児童数は、昭和25年210名6学級をピークに以後減少し、昭和60年代には40名を切り3学級の複式校となりました。しかし、地域の要望等により平成4年度「江別市特認校」となり、以来児童数が徐々に増加、平成11年度より複式が解消し6学級編制となりました。しかし、近年では江別市内の児童数の減少に伴い、野幌小学校の児童数も減少し、現在は全校児童48名となりました。地域の人々の学校教育に対する期待は大きく、PTAはもちろん地域全体が協力的です。
2、活動内容紹介
「春の森の日」
林業技士会と森林官のご協力をいただき、春の野幌原始林を散策します。植物の様子や鳥の鳴き声など、五感を働かせて活動します。
「秋の森の日」
秋の野幌原始林を散策し、春の散策時との違いを体験します。また、カミネッコンを作成し、後日植樹を行いました。
「原始林スクール」
野幌小学校の特徴的な行事「原始林スクール」です。縦割り班で学校のグラウンドに張ったテントに宿泊します。普段学びのフィールドとして活用している原始林で、この日だけは思いっきり遊びます。