校木(黒松)植樹式には,「里山ねっと」の方々も参加しました。
仙台市青葉区の北西部,赤坂地区の丘陵地にある全校生徒382名の学校です。本校の創立は,1947年(昭和22年)で,「大沢村立大沢中学校」として開校しました。 本校の教育活動は,自ら進んで学ぶ生徒,進んで互いを認め合う生徒,進んで体を鍛える生徒という3つの重点目標を通して「主体的に生きる」という教育目標の実現を目指しています。
本校は,校地の西1kmの地点に面積4haの学校林を保有しています。学校林は1957年(昭和32年)に植林され,今年度で58年目を迎えています。昨年度からは,学校林が属する蒲沢山国有保安林の管理を仙台森林管理署とともに行っている「里山ねっと赤坂」の皆さんの支援を得て,職場体験活動を開始しました。その後,学校林に興味をもった生徒たちが「みどりの樹」というボランティア団体を立ち上げ,3学年の有志の生徒が地域の皆様とともに学校林の整備に取り組んでいます。
学校林整備の主な内容は,学校林内の下草の刈り払いですが,広大な面積であることから計画的な整備について指導をいただいています。また,生徒たちは「里山ねっと」の皆様とともに「自然探索会」や「歩こう会」等,地域の方が主催する学校林を含む自然体験活動に進んで参加する等,部活動の合間を縫った活動を継続しています。
2年目となる今年の職場体験活動では,後輩の2学年の生徒も活動を始め,先日は職場体験報告会で関係者の皆様や地域の皆様を前に実演を含めた発表を行ったばかりです。
学年行事としてのチェンソーアートとの出会い,不定期ながらも継続され続ける学校林での活動等,「みどりの樹」の生徒たちは地域の皆様のお力添えを支えに,地域の一員としてたくましく活動しております。
やがて,東日本大震災からの郷土の復興を担う「みどりの樹」の生徒たちは今,地域の自然保護活動の体験をとおして地域とのかかわりを学ぼうとしています。
校木(黒松)植樹式には,「里山ねっと」の方々も参加しました。
ビンゴゲームの進行(学校林での芋煮会)
学校林作業の事前指導(里山ねっとの皆様)
学校林の表示