衣笠山山頂にある看板。標高は２０１ｍで大人の足なら３０分もあれば登れます。
金閣小学校は、世界遺産である鹿苑寺金閣のすぐ南に位置しています。校区には、毎年8月16日に実施される「五山の送り火」のひとつである『左大文字山（大北山）』があります。また、学校のすぐ近くには『衣笠山』、わら天神や平野神社、少し足を伸ばせば北野天満宮などの社寺もあります。歴史や伝統が息づくとともに、豊かな自然が残されている地域でもあります。
本校では、3年生以上の学年で、衣笠山をフィールドとした「森林教室」を実施しています。京都森林インストラクター会の皆様にお世話になり、衣笠山の自然を観察し、その豊かさに触れ、自然を守り育てていくための意識を高める学習を進めています。また、毎年12月には、衣笠山麓を利用して、縦割りオリエンテーリングも実施しています。
昨年度より、本校では、環境教育についての研究を進めています。また、今年度は、文部科学省より「スーパーエコスクール実証事業」、国土交通省より「学校施設の長寿命化事業推進」の指定をいただき、学校施設の0エネルギー化を目指したエコ改修を実施しています。改修工事を生きた教材として、子どもたちの環境への意識の高まりを目指した取組を行っています。
衣笠山山頂にある看板。標高は２０１ｍで大人の足なら３０分もあれば登れます。
ナツハゼの木。葉は真っ赤に紅葉します。実は、山のブルーベリーとも呼ばれ、ブルーベリーよりも甘味は少なく酸味が強いです。
コナラの実。公園などでよく見かけるドングリ（アラカシ・シラカシ）よりも大きい、里山の代表的な木です。
衣笠山の北側斜面。ウラジロがうっそうと茂っています。
衣笠山中にある堀河天皇陵からの眺め。見えているのは双ヶ丘です。