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学校オリジナルの「木のしおり」を活用して“気軽に・簡単に”自然観察をしてみませんか?
ニッセイ緑の財団では現在、各学校オリジナルの「学校の木のしおり」を全国の小・中学校等にご提供させていただく活動に取組んでおります。
このしおりの作成にあたって各学校にしていただくのは「校庭にある8種類の木を選んでいただくこと」だけです。
しおりには、樹木図鑑作家の林将之氏による木の写真や、解説等を混じえた観察の視点が掲載されており、当財団が無償でご提供させていただきますので、各学校に大きなご負担をいただくことなく、学校内で気軽に簡単に自然観察を行うことができます!
この学校の木のしおりを使った活動は「屋外がメイン」ということもあり、ご活用いただきやすいツールとなっているところも魅力の一つです。
2019年度から開始している当取組みですが、既に80校以上の学校にお申込みいただいております。
【学校の木のしおり活用事例】~参加校からいただいた感想文より抜粋~
○全校集会の場で校長先生より披露していただき、4~6年生は理科の授業で、他学年の児童の皆さんには休み時間等での自然観察に活用しました。
○全校集会で校長先生より披露していただきました。2年生は生活科の授業でしおりを見ながら樹木を観察し、特別支援学級ではウォークラリーで活用しました。活動を通じて、児童たちの校内の樹木への関心を高めることができました。しおりは学校では作成できないものなので、今後の活動の参考にもなりました。
○全校朝礼でしおりの紹介をし、1〜2年生は生活科、3年生以上は理科の時間に、校庭でしおりに掲載している木を見つけ、それぞれの樹木の特徴を確認しました。樹木の特徴がとてもわかりやすく示してあり、児童たちが容易に実物の樹木を見つけることが出来ました。
○全校集会で飼育委員の皆さんから「木のしおり」を活用して、学校に植えてある樹木の説明をしていただきました。その結果、運動場で遊ぶ児童が樹木に関心を持ってくれるようになりました。今後、低学年の児童向けの授業でも活用したいです。
○当初は、木しおりを活用し5年生のみで自然観察を行う予定でしたが、児童間で話が広がり、全校児童で活用しました。新型コロナウイルスの影響で、しばらく学校が臨時休校となっていましたが、修了式に久々に友達に会えたことで、とても温かい雰囲気のもと活動を行うことができました。
○卒業式予行練習後の時間に、6年生に感謝の気持ちを込めて在校生からのプレゼントとしてしおりを渡しました。他学年はクラス単位で休み時間等を利用して、観察会を行いました。
この他にも、各学校で想い想いの活用方法にて校庭の樹木に親しむ活動に取組んでいただいております。
また、活動参加校には「森林を愛する人づくり事業 協力校 記念プレート」を合わせて送付いたします(写真10枚目参照)。
当プレートを学校の玄関等に置いていただくことで、ESD(Education for Sustainable Development)に関する取組みがPRできるようになっておりますので、是非、ご活用ください!
以下の公式HPのURLに
①募集用のビラ・申込書
②募集要項
を、掲載しておりますので、積極的なご応募をお待ちしております!
https://www.nissay-midori.jp/topics/details/331
1:学校の木のしおりの本体です。
2:学校の木のしおりの表面です。
3:学校の木のしおりの裏面です。
4:各学校の取組みの様子です。
5:森林を愛する人づくり事業協力校プレートです。当取組にご参加いただいた学校に送付させていただきます。