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《森の植物の歳時記》⑯ 【キチジョウソウ(吉祥草)】
【キチジョウソウ(吉祥草)】
薄暗い樹林内に群生するのを見かけますが、自生地で花を咲かせることは少ないようです。そのため、稀に花をつけるとその家に吉事があるという言い伝えがあり、名前の由来となっています。
根茎を伸ばして繁殖し、育てやすいことから庭に植えられているのを見かけます。何故か庭植えだと花を咲かせ、結実するものが多いように思います。
千葉県森林インスタラクター会 廣畠眞知子氏(元千葉都市緑化植物園 緑の相談員)