ニュース
《森の植物の歳時記》⑧ 【アキノギンリョウソウ(秋の銀龍草)】
【アキノギンリョウソウ(秋の銀龍草)】別名 ギンリョウソウモドキ(銀龍草擬)
英名はインディアン・パイプ(Indian-pipe)、発想に国民性が感じられます。
4~8月に咲くギンリョウソウ(銀龍草)に対して、秋9~10月に咲くことからアキノギンリョウソウと呼ばれます。腐生植物と言われて、葉緑素を持つ葉はなく、腐植質の多い落葉広葉樹林に生えます。このような生態から、毎年、出現するとは言えないことが残念です。
写真・解説:千葉県森林インスタラクター会 広畠真知子氏(元千葉都市緑化植物園 緑の相談員)