本日は『コウゾの枝のランプカバー』というテーマで、紹介をさせていただきます。写真と併せてぜひご覧ください!
動画はこちらでご覧いただけます。https://www.facebook.com/nissaymidori/videos/663427208731122/
~以下、長野氏による解説~家の裏の物置に覆い被さるように茂った晩秋のコウゾの木の枝。毎年伸びるので切らなくてはならない反面、真っ直ぐで素性のいい枝はクラフトに打って付けの素材になっています。前回は皮が剥けやすい時期だったので剥いて使用しましたが、冬が近づいて来ると皮が幹に固着してより野手のある樹皮付きのままの活用ができるようになってきます。また樹皮は和紙の原料に使われるほどに繊維が丈夫で、今回作る樹皮付きのランプカバーのようにギュッと曲げて使うクラフトにも向いているのです。ランプカバーは太い枝を軸に細い枝を幾重にも曲げ重ね、その枝の隙間から盛れる灯りを楽しむクラフトになります。光源となるライトは充電式のキャンプ用LEDライトで、普段の生活でも懐中電灯として活用するほか非常用としても常備。このLEDランプの発熱量が低いこともあり、可燃性の木のカバーにも使えるのです。夜長になるこれからの季節、こんな枝から漏れる灯りで過ごすのも素敵です。身近な自然の素材でちょっとした暮らしの雑貨を作ってみる。そんなWOOD AND NATRE LIFEを楽しんでみてはいかがでしょうか。
注意:熱を発するタイプの光源は火災の原因にもなります。絶対に使用しないでください。
長野修平
-長野修平氏について-
長野氏は「アトリエNature Works」を主宰し、全国でワークショップや作品展示などを行なっています。ワークショップでは自然素材を使った作品の作り方の紹介や、作成体験を行っています。