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【学びの森の自然図鑑⑩】

 全国に204か所ある“ニッセイの森”の1つである宮城県利府町にある「森から考えるESD学びの森」は、宮城県森林インストラクター協会が日常的に管理しており、森およびその周辺で見られる樹木・植物等の様子を「学びの森の自然図鑑」として紹介させていただきます。
[1枚目の写真]
 クサギは花が終わり、実が出来ようとしていました。これから白い果実が見えるようになるのですが、ガクが開く前の感じが提灯のようにも見えて可愛らしいです。
[2•3枚目の写真]
 ミズヒキの花が「ESD学びの森」周辺では満開を迎えていました。上から見ると赤い花も下から見ると白い花に見える不思議な花です。
[4・5枚目の写真]
 ヤマボウシの実がかなり育って来ました。とはいえまだ緑色の未熟な実も多いですが、日当たりがいいところはまもなく食べ頃でしょうか?近くの森ではクマが食べた形跡もあり、動物達にとっても「実りの秋」が近づいてきたみたいです。
[6枚目の写真]
 竹林の中で一輪だけ咲いていたヤマジノホトトギスです。白地の花被片に紫色の斑点が特徴的な花です。「山路の」と名がつくくらいなので、近くにも実は咲いているのかもしれません。これからも探してみようと思います!
 今後も「学びの森の自然図鑑」では、「森から考えるESD学びの森」周辺の森の様子を随時お伝えしていきます。次回もお楽しみに!
(写真・解説の提供:宮城県森林インストラクター協会)