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【学びの森の自然図鑑⑨】(ヒメコウゾ実、コブシ実、エゴノキ実、サンショウ実)

【学びの森の自然図鑑⑨】
全国に204か所ある“ニッセイの森”の1つである宮城県利府町にある「森から考えるESD学びの森」は、宮城県森林インストラクター協会が日常的に管理しており、森およびその周辺で見られる樹木・植物等の様子を「学びの森の自然図鑑」として紹介させていただきます。
7月に入り、森の中は花から実を楽しめる季節になってきました。
1枚目の「ヒメコウゾ」の木には赤く熟した実が出来てきました。隣にある白い実はまだ熟す前の実です。白い実はちょっとベトつくので、服にくっつけたりして遊んでいます。
2枚目は「コブシ」の実です。すごくゴツゴツとした特徴的な形をしているので、森の中では非常に目立っていました。
3枚目は「エゴノキ」の実。石鹸の成分「サポニン」が入っているので果肉を潰すと泡立つ、森の天然の石鹸です。
4枚目は「サンショウ」の実です。生で食べるととても痺れる実ですが、葉も含めて柑橘系のいい匂いがします。運がいいと、アゲハチョウの幼虫も見つけられます。
今後も「学びの森の自然図鑑」では、「森から考えるESD学びの森」周辺の森の様子を随時お伝えしていきます。次回もお楽しみに!

(写真・解説の提供:宮城県森林インストラクター協会)

ヒメコウゾの実


コブシの実


エゴノキの実


サンショウの実